30歳だけど新卒で就活する

本当は28歳です。

3/19 面接官「あなたが諦めずに取り組んだことはなんですか?」

19日目

 

・就活に必要なグッズ(ストッキングやパンプスなど)を買い足す

・3/1以前以後、会社説明会に行ったり、色んな方とお話しさせていただいたりするなかで、私がやりたい仕事について、悶々と悩む

・よく、「業界の知識よりも、学生時代に大好きだった/熱中したモノゴトについて熱を持って語れることが大事だよ」と言われるけれど、ソレってなんなんだろう と、悩む

 

選り好みをしている場合じゃない状況に立ってたいることは知っている。ただ、あまり「わかって」はいないのかもしれない。

「学生時代に大好きだった/熱中したモノゴト」をきかれると、私は悩んでしまう。この3年間よりも、昔の方が色んなことに熱中できていた気がするからだ。裁縫、ビジュアル系バンドの追っかけ、メイクが主なハマりゴトだったと思う。

一般的に大学生が最も自由な時間を過ごせるから、自由な時間の使い方をきかれるんだろうなぁ。高校生まで、“次の受験”という試練のために、コツコツ勉強するだろう。部活をやったり、口うるさい親や先生の監視のもとに生きていただろうし、だいたいの人がバイトするにも時間的な制約があるから、経済的にもあまり自由はない。しかし、私は15歳から、趣味にまわすお金が欲しくてとにかく働いた。バイトのシフトしか時間の制約はない。親も半ば呆れていたし、先生はいない。入学式も卒業式もないし、夏休みもない。自分の心のあり様で、毎日を遠足にすることも修学旅行にすることも、座学や読書のために過ごすこともできた。しかし、学生らしい夏休みは15歳から25歳までの間はなかった。金策のために常に走り回っていた。

何かを始める時にも退く時にも自分の意志が必要だった。スポーツジムに通ったり、古本屋に通い詰めたり、バイトを詰めたり。「中卒だからってバカに見られたくないぞ!」と、電車の中では必ず文庫本や新書を開いていた。先生はジムのインストラクター、本の著者、バイト先の先輩、親、友達だった。

友達づきあいだって、学校のように、ただの寄せ集めのことを「級友」「クラスメイト」と呼ぶ必要はない。目標を共にできないわ、相性悪いわ、趣味も合わないわ…という人とは付き合わなくていい。ただ、そう自分が思って人付き合いを選んでいい代償として、「自分もそう思われる可能性がある」ということを意識しなければななかった。

「バカだな」と、思われることがとにかく嫌だったから、たくさん本を読んだ。音楽もたくさん聴いて、演劇もたくさん観に行った。全国津々浦々まわっていたバンギャの頃は食べログなんてなかったから、中学受験時代に学んだ、全国各地の特産品や観光地の記憶を頼りに、友達と一緒に色々なものを食べ、観光地を訪ねて回っていた。お土産品はたくさん買うと費用がかさむから、「◯◯地方限定」のコンビニお菓子を買って行っていた。これが意外と喜ばれたし、当時書いていたブログにもレポをあげていた。好評だった。あー、あの頃にYoutuberになっておけば…!!

私は、自由な時間や空間のなかで、①面白いことや、お得なことをたくさん知っているキャラ、②ありあまる時間を使って、忙しい人をサポートするキャラ、③上だろうが下だろうが違う年齢の友達がたくさんいるキャラ、としてアイデンティティを確立しようと思った。もちろん自分の中だけで考えたことだから、世間とのズレはあったし、それを20代半ばから少しずつ直していったけれども。

15歳で、バイト先の割烹着を着るまで制服すら着たことがないから、自分がパッと見でどう見られるかについても、お金をかけながら手探りで調べなきゃいけなかったなぁ。

15歳からの10年間が一番時間があったから、いわゆる「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を400字以内で」と言われると、困る。すんごく困る。制限字数内でおさまらないし、学生時代より学生になる前の方がエピソードに富んでいるし。

 

「あなたが諦めずに取り組んだことはなんですか?」なんて面接官に聞かれようものなら、

「んー、自分の人生ですかねぇ…」

とか、言い出し始めるのではないか?と不安である。